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武道・武術の場から危機回避を考える


カテゴリ: 社会問題
しかし、この状況は人としてのモラルに欠けていないか?! 武道、武術とは護身の術であり、危険回避のための術でもあると思う。いざという時には、我が身を守り、自分の大切な人を守る術と思っている。 危険回避という面で言うなら、あえて、リスクある場面に向い合わないように心がけることも大切だ。いざという時には戦う。しかし、向い合うのは対人ばかりではない。 以前、自分の武道仲間である高萩さんが「それは

隻腕の空手家・島山浩司の空手道人生③ 最終編


カテゴリ: 島山道場 島山浩司, 格闘技の話 タグ:
子どもが通う空手の師範から誘われたのがきっかけで…  空手界からはすっかり、身を引いた島山だったが、自分の子どもたちに礼儀作法を学ばせたいという思いから、ある伝統派の空手道場に入門させることにした。すると、その師範が子どもたちに「うちの道場はどこから知ったのか?」と聞かれた際、極真で有名だった島山の名前が知られてしまったのである。そして、その師範から「飲み会に来られませんか」と誘われ、「

隻腕の空手家・島山浩司の空手道人生②


カテゴリ: 島山道場 島山浩司, 格闘技の話 タグ:
数回にわたる手術後、しかし、腕が癒着する見込みはなかった  ミキサーで右腕がちぎれてしまった島山。別の病院に移った彼は、今度は腹部の皮膚を取り、それを腕にかぶせて癒着させようという手術を行った。これがかなり、「痛かった」と島山は言う。考えてもみてほしい。腕がちぎれたうえに、腹部の皮膚をとるのである。手術後の麻酔がさめた後の激痛は痛み止めが効くようなレベルではなかったであろう。それはまさに

隻腕の空手家・島山浩司の空手道人生


カテゴリ: 島山道場 島山浩司, 格闘技の話 タグ:
小学生の頃から野球一筋。特待生で高校野球の名門校に進学  突然の切り出しだが、あなたが武道なり、格闘技をやっていて、何らかの事故で片腕を無くしてしまったら、どう思われるだろうか。肉体的にもハンディキャップはある、日常生活にも大きな支障になるだろう。それまで好きでやっていた、練習もできなくなるかもしれない。パンチも打てない、蹴る時のバランスも崩れる…。自分なら、そんな目に遭遇したら、絶望感でい

自分の弱い心をどう制御するか…それが目標 高萩英樹さん6


カテゴリ: 格闘技の話, 高萩英樹 タグ:
合気道の達人・塩田剛三師が弟子に語った名言 高萩は続けて語った。 「それから、どんなに肉体的に強くても、武術に優れていても、武器の前にはほとんど破られます。例えば、私にナイフを持たせたら、強いですよ(注:高萩は戦いにおけるナイフテクニックも熱心に鍛練している)。しかし、武器を持った相手ですら、殺意を持った相手ですら、『これ以上はできない…この男は素晴らしく、そして生きる価値がある』と思

高萩が体験した不思議な境地(アイキモード)高萩英樹さん5


カテゴリ: 格闘技の話, 高萩英樹 タグ:
高萩が体験した不思議な境地(アイキモード)その続き 相手は体軸を大きく崩し、潰され、投げられてしまう。その静かで不思議な時間は、高萩が「我」を意識するまで続いた。 「我」を意識してしまうと、今までどの様な攻撃が襲ってきていても前に出る事ができていたのだが、その瞬間(自意識を持ち出した途端)に後退してしまう。目先の攻撃が怖くて目が離せなくなるのだ。その時の様子を彼はこう語ってくれた。

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